というわけで、唐突に始まりましたこのコーナー。
いまだから言える開発裏話や初期キャラクターデザインを公開していっちゃいます!
さて、記念すべき第一回のトップバッターは主役のアシュタロテ・ルシフェ・ベルゼブです。
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魔界のプリンセス、ということで元ネタについてはわかる方はお分かりかと思うのですが、まあそれは言わないのがオトナのお約束ということにいたしまして(笑)。
よく、「なんだよこのフルコースな名前」とツッコミを頂くことの多い(実際、最初キャラシートを作っていったときは、スタッフにもツッこまれました)名前についてなのですが、まあ、ぶっちゃけフルコースです(笑)。
とにかくイメージがわきやすい名前がいいよね、ということでポピュラーな名前を並べてみました。まあ、その時手元に何故かゴッド○イダーの単行本があったというのは、海よりも深いヒミツなワケですが(笑)。
ちなみにアシュタロテ様ですが、初期設定からほとんど変更の無かったキャラクターだったりします。
変更があったのは、口調くらいですかね。
最初はもっと「なのじゃ」なカンジだったんですよ。でも、今の方が可愛いかなあと思いまして、こうなったわけですけど……声を担当していただいた安玖深音さんの名演もありまして、とても可愛らしいキャラクターになってくれました。
シナリオライターとしても超満足であります。
とまあ、ライター的にも堪能しまくったアシュタロテ様なのですけれど、一つだけ残念というか、心残りなことがありまして……。
それは、幻になってしまったエッチシーンのことだったりします。
実はアシュタロテ様って、もう二つほどエッチシーンの予定があったんですね。
そのうちの一つが、アシュタロテ様がサキュバスにいじめられまくるというエッチシーンでして……。
ちょっぴりSっ気のある玉沢としては、未練たっぷりだったりするので、機会があればどこかで書いてみたいと思います。
さてさて、それでは今回はこれにて。
またまたお会いいたしましょう♪
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(文/玉沢円)
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傍若無人な魔界のお姫様という設定のアシュタロテ姫。
「とり×とり」の企画が持ち上がったときに最初にデザインしたのがアシュタロテでした。性格はわがままで偉そうで人のことを聞かない。トンデモないヤツとのことだったので、デザインに悩むかと思ったのですが、割とすんなりと決まったような記憶があります。
アシュタロテは描いていてとても楽しいキャラのひとつでした。
反面、一番か二番に手間がかかるキャラクターでもあったんですけれど(笑)
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ツインテールでゴスロリ風というのはかなり初期の段階からイメージにありました。
初期案(第1稿)ではゴスロリということもあって黒い服を考えていましたんですが、「派手じゃない。地味だ」との意見により、どんどんレースが足されて、現在のデザインにかなり近いものに(第2稿)。
検討した結果、この方向で行こうとなりましたが、なぜか頭身はドンドン小さくなっていきました・・・・・。
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表情集です。
髪飾りはカボチャも考えていたのですが、ランタンというキャラクターもいるし、追いかけている側がカボチャの髪飾りはおかしいだろうということでガイコツデザインに。
アシュタロテはちょこまかと走り回ったり、動き回ったり、喜怒哀楽の激しいキャラということもあって、表情は描いていて楽しかったです。
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最終的に原画段階ではかなり頭身が低くくなりました。
僕が描く絵としてはかなり小さいほうなんじゃないかなあ。
この頃になるとアシュタロテに対する愛着も結構でてきて、かなり楽しく描かせてもらいました。
でもレースとリボンの多さ&ストライプの靴下とデコレーションの塊となったアシュタロテは、グラフィッカーの人にとってはかなり大変な彩色作業だったようで・・・・・・。
製作中に何度グラフィッカーから悲鳴が聞こえたかはナイショ・・・・・・。
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アシュタロテで一番悩んだのは配色ですね。
グラフィックチーフの塩さんと「あーでもないこーでもない」と色々なバリエーションを作ってました。
最終的には左端の色を基本にして細部を変更という形でまとまったわけです。
さて、次回は誰かな〜。
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(文/さいとうつかさ)
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